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土地付き太陽光発電所について【徹底解説】

更新日:2023年5月18日

みなさん、こんにちは。
久野商事の久野です。

近年、再生可能エネルギーが注目されて、太陽光発電への関心が高まってきています。
太陽光発電は再生可能エネルギーの中でも比較的簡単に始められるため、農地や空地に太陽光発電所の設置をされている方が増えています。

一方で、太陽光発電を始めたいが、土地を持っていなかったり、良い土地が見つからなかったりと諦める方がいらっしゃいます。
そこで今回は、太陽光発電を始めたい方向けに、土地付き太陽光発電所について説明します。

土地付き太陽光発電所について

まずはじめに、土地付き太陽光発電所について説明します。

土地付き太陽光発電所は土地と太陽光発電設備がセットで販売されているものを指します。

土地付き太陽光発電所の土地は購入するものと賃借するものの二つあります。
通常、産業用太陽光発電を始めようとすると、土地の選定をしたり、多額の建設費用がかかりますが、土地付き太陽光発電所であれば、土地と設備がセットで販売されているため、土地の選定をする必要がなく、造成などの費用もかかりません。

土地の購入と賃借の違いについて

次に、土地の購入と賃借の違いについて説明します。

土地の購入

土地を購入した場合は、20年後以降の土地の利用が可能だったり、融資やローンも可能で、販売の業者によっては、特定の金融機関と提携しておりローン審査が通りやすい傾向があります。

尚、太陽光発電設備が不要になった場合には、自費で設備を撤去する必要があります。
また、土地の購入の場合、固定資産税がかかるため注意が必要となります。

賃借

賃貸物件は、購入する場合に比べると費用が安く、土地の固定資産税がかからないといったメリットがあります。
一方で、購入する場合と比べてローンが通りにくく、将来的に賃料が上がる可能性があります。
賃貸物件では初期費用に撤去費用が含まれている業者もありますが、撤去費用は別にしている業者もあるので、購入の際に必ず確認しましょう

土地付き太陽光発電所のメリット

次に土地付き太陽光発電所のメリットについて説明します。

土地が不要

土地付き太陽光発電所の一番のメリットは土地を持っていなくても太陽光発電を始めることができるという点になります。

通常、低圧太陽光発電を始めようとすると、最低でも100㎡の土地が必要となります。
高圧太陽光発電の場合、最低でも600㎡程の土地が必要になります。土地を持っていない場合は、土地を確保する必要がありますが、太陽光発電に最適な土地を確保するのは難しい現状があります。

土地付き太陽光発電所の場合、土地と太陽光発電所がセットで販売されているため、自前で土地を準備する必要がなく、用意されている土地も太陽光発電に適した土地のため、十分な発電をおこなえます。

また、賃借の場合は、土地に固定資産税がかからないというメリットがありますが、ローン審査が通りにくいというデメリットもあります。

リスクが少ない

土地付き太陽光発電所には不動産投資のように空室リスクがなく、経済の影響も受けません。
売電収入についても、FIT適用の太陽光発電所の場合、20年間決まった金額で買取してもらえるため、安定しています。

一方で、太陽光発電はメンテナンスを怠ったり、自然災害などによって破損してしまい、発電がストップしてしまう可能性があるため、定期的にメンテナンスや洗浄をおこない、万が一のために保険に加入することをおすすめします。

尚、物件によってはメンテナンスや保障がセットとなったものもあるため、土地付き太陽光発電所を購入する際は、メンテナンスや保障がセットとなった物件を選ぶことをおすすめします。

価格が安い

土地付き太陽光発電所には分譲型と呼ばれる太陽光発電所があります。
これは広大な土地に複数の太陽光発電所を建てて、区分け販売されている太陽光発電所を指します。

小さな太陽光発電所を複数建てるよりも一度で大きな太陽光発電所を建てる方が費用を抑えることができるため、相場より安く手に入れることができます。

土地付き太陽光発電所のデメリット

次に土地付き太陽光発電所のデメリットについて説明します。

FIT認定の取り消し

分譲型太陽光発電所は年々規制が厳しくなっています。
購入した太陽光発電所が分譲型太陽光発電所の場合、国に分譲案件と認定されるとFIT認定を取り消される可能性があります。

まとめ

今回は土地付き太陽光発電所について説明させて頂きました。

土地付き太陽光発電所は既に出来上がっている太陽光発電所の購入のため、いちから太陽光発電所を建てるよりも安く手に入ります。

一方で、販売会社によって様々な制約や条件があるため、注意が必要となります。
土地付き太陽光発電所をご購入される場合は、契約条件をしっかりと確認することをおすすめします。

久野商事では太陽光発電所で利用するフェンスや防草シート、その他太陽光資材を取り扱っております。
また、造成工事から電気工事まで一貫してお請けすることもできます。

中古太陽光発電所(セカンダリー物件)も取り扱っておりますので、太陽光発電所についてご不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

久野 将成

フェンス一筋数年。IT界からフェンス界に転生した久野です。
太陽光フェンスやアニマルフェンスについてのウンチクを中心に書いていきます。

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