2025.12.22

お役立ちコラム 太陽光

フェンスの相場を簡単解説!

太陽光周りのフェンスが欲しい!でもいくらかかるのかわからない!
ここではフェンスの金額の相場について詳しく解説していきます。
これさえ読めば、フェンスの相場がまるわかり!

資材と工事

フェンスを購入する際に必要になるのはフェンスそのものの費用とそのフェンスを立てる施工費用の二つが関係します。
ここでは資材の金額と、工事の金額について分けて解説していきます。
それぞれ何がどのくらいかかるのかを知ることで最適な決断をしましょう!

1,種類で変わるフェンスの金額

一概にフェンスといってもフェンスにはたくさんの種類があることをご存じでしょうか。
デザイン住宅などで用いられる木製フェンス、軽く耐久性がありさびにくいアルミフェンス、
コストが高く設置が困難だが強度や耐久性に優れたネットフェンス、
獣の侵入を防ぐ目的で価格も安くあえて簡易的な設計となっているロールフェンス、
など設置する場所や使用用途によってフェンスの種類は様々です。
その中でも、太陽光発電所周りに使われるフェンスはメッシュフェンス、メッキフェンス、ロールフェンスになります。
主に弊社が取り扱っているフェンスの価格が下記となります。

高さ/種類 メッシュフェンス メッキフェンス ロールフェンス
H1200 2,300円/M 1,600円/M 1,200円/M
H1500 2,600円/M 1,800円/M 1,500円/M
H1800 3,200円/M

 

弊社のフェンス金額は、W2000のフェンス本体とフェンスの高さに対応した支柱1本で1セット=M単価となります。
上記の通りフェンスの種類や高さによってM単価は変わります。

▼上:メッシュフェンス 中央:メッキフェンス 下:ロールフェンス

メッシュフェンス写真
メッキフェンス写真
ロールフェンス写真

2,海外製フェンスと国産フェンスの比較

弊社のフェンスは中国の工場で生産し、国内に在庫を抱えることができている関係で、安価・小ロット・短納期で提供することができています。
では、弊社・その他の海外製フェンス・国産フェンスの金額を比較してみましょう!

※フェンスの仕様はメッシュフェンスでの比較となります。

高さ/種類 久野商事メッシュフェンス 海外製メッシュフェンス 国産メッシュフェンス
H1200 2,300円/M 2,000円/M 7,000円/M
H1500 2,600円/M 2,200円/M 8,000円/M
H1800 3,200円/M 2,800円/M 9,000円/M

 

まずお分かりになると思うのは、久野商事や海外製フェンスと比べて、国産フェンスの金額は高額であるということです。
国産フェンスが何故こんなに高額なのか、それは「実績」「ブランド」で差別化しているからなのです。
世界的に見ても日本人は新しいものや、実績がないものに強い警戒心を持ってしまいがちです。
そのため歴史的に使用されているものや、よく目にするものを選ぶので「実績」や「ブランド」に安心感を感じるのでしょう。
しかし、時代は常に進化・成長しており国産フェンスと同等の品質にも関わらず、安価に購入できるのが弊社やその他の海外製フェンスとなります。
そのため、太陽光事業などの新しい業界では評価されているのです!

イメージ画像

<海外製フェンスの特徴>

・大量生産と供給過剰
海外製フェンスが安く入手できる理由は、ある程度の数量(コンテナ満載量)で注文しなければならないから。
あくまで輸入となるので、少ない数量での購入はできず注文数量がコンテナ単位なので現場毎の注文ができないのがネックとなります。
・原材料のコスト
海外、主にアジア圏は鉄鋼やアルミなどの原材料が比較的安価なためこれも安さにつながっています。
・労働コストの低さ
海外、主に中国の労働市場は、人件費が低いためこれも製造コストの抑えになっています。

海外製フェンスが安い理由の主な理由は上記の3つになります。
それでは国産フェンスはどうでしょうか。

<国産フェンスの特徴>

・原材料のコスト
国産フェンスは、一般的に強度や仕様にこだわり原材料を厳選しています。
そのため原価も高く、販売価格も上げざる負えないのです。
・労働コスト
日本の労働市場は海外と比較して、人件費が高いため原価も高くなってしまいます。
・品質管理と規制
国産フェンスは厳しい品質管理基準や規則にしたがって製造されるため、条件を満たすための追加コストも発生します。
取り付ける地域・気候・地質・景観などによって様々なオプションがあり、トータルコストが超高額になってしまうこともあります。

以上が国産フェンスと海外製フェンスの特徴となります。
結果相場は、種類・仕様・生産場所・条件によって変わってきます。
それぞれの利点も踏まえて検討していくことが大切になります。

作業員画像

3,距離で変わるフェンス施工費

<久野商事と他社の施工費比較>

フェンスの設置距離 10M フェンスの設置距離 100M フェンスの設置距離 500M フェンスの設置距離 1000M
久野商事の施工費 2,500円/M 2,300円/M 2,100円/M 1,900円/M
他者の施工費 3,000円/M 2,800円/M 2,600円/M 2,400円/M

 

フェンスの施工費の違いは、主に経験数と人件費の違いになります。
もちろん、経験数が乏しい作業員をたくさん入れても人件費だけ多くかかってしまうため費用を上げざる負えません。
経験数が多く応用力がある作業員であれば、最少人数で最短施工が可能なため1人あたりの人件費が高くても施工費は安くなります。

ただし例外もあります。
施工費はとても安いが、クオリティ(仕上がり)が低い(汚い)施工業者もいるため注意は必要です。
過去に施工した現場の写真をもらったり、事前の打ち合わせや現場の管理をしっかり行っているかも確認する必要があります。
適正価格の中でクオリティが担保できる施工業者を選定しましょう。
弊社、久野商事では無料の現場調査と事前の打ち合わせをしっかり行い、現場の進捗報告を徹底的に実施しております!

土地画像

4,現場で変わるフェンスの施工費

①地形の影響
良い条件:平坦な土地→支柱の深さも一定
└容易にフェンスが設置できるので通常単価(相場)で対応できます。
悪い条件:法面のある土地→支柱の長さや角度にバラつきがあるので施工が困難
└設置に技術や経験が必要且つ、加工が多く強度の担保が資材次第でできなくなってしまうリスクがあるため設置単価が上がってしまいます。

②施工条件
例えば支柱を固定するためにコンクリートを流して設置しなければならない現場や、
基礎ブロック・鋼管基礎などの基礎が必要になる現場や、地下に配管や電線があり設置方法が特殊な現場など、
通常の施工では設置できない現場はその追加資材や追加工程が発せ宇するためコストも上がってしまいます。

<例>コア抜き施工が追加になった場合

1か所あたりのコア抜き単価 50か所以上のコア抜き単価
久野商事のコア抜き施工費 5,500円/か所 5,000円/か所
他者のコア抜き施工費 8,000円/か所 7,500円/か所

 

上記のように、特殊施工は数量があったとしてもかかるコストがそこまで変わらないため単価も落ちにくいのです。
経験者や職人の人数が少ないので人件費が高騰しているのも一つですが、数量が増えれば対応できる現場数も減少してしまうため逆に単価が上がるケースもあります。

作業員画像

5,その他要因

・季節や天候の影響
悪天候などによって施工が遅れてしまうと、人件費が増加する可能性があり、梅雨が多い時期(5月~6月)に施工となると費用が上がこともあります。

・許可や規制
フェンス設置に際して特別な許可が必要な場合があります。
手続きに費用もかかり、フェンスの仕様に規制がある場合は特別仕様にしなければならないので追加のコストがかかります。

フェンスの金額は資材+施工費の合わせた金額で試算していくことが大切です。
中には項目に施工費が含まれていなかったり、追加費用がどんどん発生したりするケースもあります。
弊社もそういった被害にあわれたお客様を何社もご対応してきました。
なので安易に安価な金額だけで飛びつかないようにしましょう!

6,まとめ

・フェンスの金額を見る際にはフェンスそのものの金額とフェンスの施工費も一緒に考えましょう。
・価格を重視するのであれば海外製のフェンス、質を重視するのなら国産フェンスを選択しましょう。
・施工に関しては、距離や施工環境によって金額は変わることを確認・把握しておきましょう。

フェンスや施工について実際の金額の相場比較を紹介いたしました。
どういう要因が金額に関係するのかを理解していただけたら幸いです。
フェンスそのものの金額、又は施工費を詳しく知りたい方はご気軽にご連絡ください!

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この記事を書いた人

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日比 雄哉

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