2023.01.06

防獣・獣害対策

効果的な獣害対策について【アライグマ編】

アライグマ

みなさん、こんにちは。
久野商事株式会社の久野でございます。

近年、都市部でもアライグマやハクビシンなどの害獣が多くみかけられ、畑やゴミ捨て場が荒らされる被害が増えてきています。
しかし、アライグマは特定外来生物の害獣であり、捕獲および駆除作業については法律による規制が設けられているため、勝手に捕獲することはできません。
そこで今回は、アライグマの対策を考えている人に向けて、アライグマの特徴と効果的な対策方法について説明していきます。

アライグマの特徴について

まずはじめに、アライグマの特徴について説明します。

アライグマの生態について

アライグマはアライグマ科に属する哺乳類で、日本や東南アジアに生息しています。
体長は頭胴長40〜60cm、尾長20〜40cm程で体重は約4kg〜10kg程の動物となります。

アライグマの特徴を表にまとめました。下記をご覧ください。

見た目長毛の毛並みをしていて、灰色や銀色の色合いが見られる。
目の周りは黒色で、鼻のあたりは太くて白いひげをもつ。
知能近くにあるものを工夫して障害物をどかすことが得意。
また、一度でもエサを与えられると、エサをもらうために人間に接近してくることもある。
知能が高く、人間が仕掛けている罠を見破ることもある。
食性雑食性であり、植物から爬虫類、昆虫類に至るまでなんでも食べる。
繁殖能力繁殖能力に優れていて、メスは年間あたり4〜5匹ほど出産する。

アライグマが好む環境について

次に、アライグマが好む環境について説明します。

アライグマは身を隠して移動できる場所を好みます。
特に餌となる植物や昆虫が多い水辺や身を隠しやすい竹林や防風林に生息しています。
冬になると暖を取ることができ、作物などが食べられる空き屋や納屋に住むこともあります。

アライグマの被害について

次にアライグマの被害について説明します。
アライグマは知能が高く執着心が強いため、狙いやすい餌場を見つけると繰り返し訪れるケースが多くあります。

また、アライグマは他の害獣と違い、群れで行動するため、一度の被害で被害が多くなることもあります。
さらに、アライグマは手先が器用なため、扉の鍵を開けたり、柵や壁を乗り越えることもできます。

アライグマの駆除について

アライグマは特定外来生物の害獣となります。
そのため、鳥獣保護管理法により、アライグマ捕獲および駆除作業については規制が設けられています。

違反すると、1年以下の懲役もしくは 50万円以下の罰金が課せられる場合があるため、注意が必要となります。
尚、農作物や生活被害を発生させている個体に限り、自治体の許可を受けたうえで捕獲することができるため、被害が深刻な場合は役所へ相談するようにしましょう。

アライグマの対策方法について

次に、アライグマの具体的な対策方法について紹介していきます。

餌付けしない

農作物を収穫した後の野菜くず、生ゴミはイノシシの餌になります。
また、金魚やコイなども狙われるため、ネットをかけるなどの対策が必要となります。

侵入を防ぐ

障害物を置くだけではどかされてしまう可能性があるため、隙間を金網などでしっかり塞ぐ必要があります。
他にも草などを刈って見通しを良くしたり、見回りをすることも有効な対策となります。

嫌な臭いを撒く

アライグマが苦手とする忌避剤や木酢液などの匂いや、天敵であるオオカミの匂いであるウルフピーを撒くことで、アライグマの接近を防ぐことができます。
しかし、これらの匂いは人間にとっても不快に感じることがあるため、周辺に住居がある場合は注意が必要となります。

電気柵やフェンスの設置

アライグマは登ることが得意であるため、フェンスだけでは乗り越えられてしまう恐れがあります。
そのため、フェンスを設置する際は電気柵を併用することをおすすめします。

電気柵は電気ショックを与えることで、畑の周りが怖い場所であるという認識をもたせることができます。
柵の高さはアライグマの目線の高さである10センチ程度に合わせておくと侵入されにくくなります。

超音波装置を使う

最近では野生動物専用の超音波装置を簡単に入手することができます。
超音波はアライグマに不快感を与えるため、接近防止に効果的な方法となります。

青色LEDライトを使う

アライグマは夜行性動物であるために強い光を嫌うという習性をもちます。
そのため、アライグマを威嚇する方法の1つとして、青色LEDが有効となります。

まとめ

今回は、アライグマの効果的な対策方法について説明しました。

アライグマは知能や身体能力が高く、繁殖力も強いため、今後さらにアライグマ被害は拡大していくと考えられます。
アライグマの被害を防ぐためには、生態をよく理解したうえで、フェンスなどを用いて正しい対策を施す必要があると言えます。

久野商事では獣害対策用フェンスの販売から施工まで一貫して受け付けております。
お気軽にお問合せ下さい。

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この記事を書いた人

久野 将成

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フェンス一筋数年。IT界からフェンス界に転生した久野です。
太陽光フェンスやアニマルフェンスについてのウンチクを中心に書いていきます。

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