2023.04.03
害虫駆除業者のおすすめ9選について【2023年最新版】
更新日:2023年3月29日
みなさん、こんにちは。
久野商事の久野でございます。
いよいよ、春に向けて気候も変わり、衣替えをした方や半袖を着ている方も増えてきています。
増えるといえば、冬はいなかった害虫が空中を舞うような姿も最近見るようになってます。
小さな害虫などが顔や洋服に触れると不愉快な気持ちになりますよね。
そこで今回は害虫対策についておすすめの駆除業者も含めて説明していきます。
目次
害虫の定義と種類について
まず、はじめに害虫の定義と害虫の種類について説明していきます。
害虫の定義について
日本大百科全書(ニッポニカ)では害虫については以下の定義になっています。
『人間の生活に直接、間接に害を与える虫の総称。①人体に寄生する②血を吸う③衣類・食物などを食害する④農作物・果樹などを食害する』
人体に直接的危害はなくても、建物や農作物などへの間接的な被害がある場合も害虫と分類されています。
尚、害虫には大きく分けて、植物を加害する食害性害虫と不快害虫に分けられます。
次に害虫の種類について説明していきます。
植物を加害する害虫について
植物を主食とする虫で観葉植物に被害を及ぼし、その中でも植物の蜜を主食とする「吸汁性害虫」と葉や茎を食べる「食害性害虫」という種類があります。
ここでは代表的な種類を紹介します。
①ケムシ類
ガの幼虫でたくさんの毛に覆われていて、3月〜11月にかけて年2〜3回発生します。
有名な種は、「チャドクガ」で、毒毛を持ち、触れるとかぶれを生じるため見かけた場合は触れないように注意が必要になります。
②マイマイ目
ナメクジやカタツムリがマイマイ目に分類されます。
夜行性で夜になると植物や野菜を食べるために活動をします。
③ハチ目
ハチ(ハバチ/クキバチ/ハキリバチ)は外見上はケムシと同じ姿だが、ハチの仲間の幼虫で大発生するとバラなどの葉を食いつくすこともあり、早期発見と早期防除が必要になります。
④バッタ目
代表的な種類としてコオロギ、バッタがあります。草むらなどで見かけることが多いコオロギは雑食性で、家庭菜園などで主に野菜の葉や実を食害します。
⑤チョウ目幼虫
その中でもヨトウムシ類の幼虫は葉裏に群生し、葉裏から食害するため葉が白く透けた状態になります。他にもアオムシやアゲハなどの種類があります。
不快害虫について
不快害虫は人体や建物に被害を及ぼす種類になります。
①アリ/シロアリ
シロアリは木材の建物などに危害を加える虫で4〜10月に多く発生する虫になります。
木造住宅の多い日本では代表的な害虫になります。
②カメムシ
種類にもよるが、年1〜3回程度発生し触れると特有の悪臭を放ち、落ち葉の下や樹皮下、壁の隙間などで成虫のまま越冬し、春先から活動を始めます。
③ムカデ
昼間は屋外の草むら、石垣の中、落葉、植木鉢の下などに潜み、夜間活動をします。
小さな昆虫やクモ、ミミズなどを食べます。ムカデの毒はヒスタミン様物質と溶血たんぱく質が主体で、血球溶解作用を持つため刺されるとひどく痛み、腫れたりします。
④ゴキブリ
ゴキブリは暖かく、ジメジメした湿気の多い場所を好むため鉢やプランターの下に潜んでいることがあります。園芸でよく見られるのはクロゴキブリになります。
⑤ゴミムシ
体色は、黒や茶色の甲虫で、オサムシ科に属する虫とその近縁の虫の総称で1000種以上が含まれるため、大きさも生息場所も様々になります。ゴミムシの多くは、捕まえると強い臭気を放ちます
引用元:アース製薬https://www.earth.jp/earthgarden/zukan/gaichu/index.html
引用元:住友化学園芸https://www.sc-engei.co.jp/
害虫被害の事例について
害虫によってどのような被害をもたらされるのか具体例を紹介します。
①環境や建物への被害
代表的な例としてシロアリによる木造住宅の食害が挙げられます。
シロアリは木材を好んで食べますが、その際表面からではなく木材の内側から食べ進めます。
そのため木造住宅でシロアリが気が付かない間に増殖していて、木材の床を歩いたときに違和感がありそこでシロアリ被害に気づく方が多くみられます。
その他にも害虫による被害は農作物や園芸、観葉植物など広範囲にわたります。
害虫の被害にあった農作物は出荷できない状態になり、葉や茎を主食とする害虫はせっかくの観葉植物の外観を台無しにしてしまいます。
②人体への直接的な被害
主にムカデやハチ、毛虫の特定の種類は触れただけで皮膚が腫れたりかぶれるなどの被害があります。
特にハチはアナフィラキシーショックによって全身に激しい症状が現れ、場合によっては生命を脅かす状態になることがあります。
このような害虫にお困りの方はご自身ではなく業者に依頼することをおすすめします。
自身でおこなう害虫被害に対しての対策について
ここでは業者に依頼するのではなく、自身で害虫を駆除する方法について紹介していきます。
殺虫剤を散布する
ホームセンターや薬局でも手に入り手軽に駆除できる方法として殺虫剤などの農薬を散布する方法があります。
殺虫剤の散布に際しては、使い方を誤ると植物だけでなく人体にも悪い影響が起こりますので十分注意して散布を行いましょう。
また屋内の害虫に対しては散布タイプではなく置き型の殺虫剤が多くみられます。
その他駆除方法について
例えば、ゴキブリなどが家庭で出た場合、スリッパなどを使ったり、市販の駆除装置を購入している方もいるのではないでしょうか。
害虫の中には群れで生活する習性もあり、1匹対処しても他にも数十匹〜数百匹の害虫が潜んでいるケースがあります。
そのため、虫が苦手な方は業者に依頼して根こそぎ駆除してもらうことをおすすめします。
業者に依頼した駆除対策の相場について
ここでは業者に依頼した場合の料金相場と駆除の内容を紹介します。
料金相場について
料金は基本的に①害虫の種類②駆除の規模を基準に設定されます。
害虫といっても様々な種類がいるため、依頼する業者が得意とする害虫を確認することをおすすめします。
例えばハチの駆除が得意な業者にシロアリの駆除を依頼すると料金が高くなる可能性があります。
以下、参考までに相場になります。
尚、業者によっては料金を会社ホームページなどに記載しているため事前に確認しましょう。
作業内容について
原則、作業する内容は駆除対象の害虫と駆除する作業場所や業者によって相場に応じて変わります。
例えば、屋外の場合は薬剤の散布や巣の除去、死骸の処分などが主な作業内容になります。
尚、屋内の場合は、飲食店や個人宅の場合は散布をおこなわない場合が多く置き型の薬剤で対応する場合もあります。
おすすめの業者9選について
ここでは害虫対策を業者に依頼した場合、おすすめの業者について9社を紹介させていただきます。
①DUSKIN
全国に555拠点があり、駆除できる害虫の種類も多い業者になります。
主に駆除可能な害虫はゴキブリ・シロアリ・ネズミ・ハチ・トコジラミ・ハエ・クモ・ナメクジ・カメムシ・アリ・ムカデ・ヤスデ・ダンゴムシ・蚊などになります。
②株式会社FCC
ゴキブリの駆除に特化し、一般住宅のみならず、店舗や企業向けにもサービスを展開しています。
③害虫退治屋さん
青森から和歌山までの地域で対応しており、主にハチの駆除・巣撤去からシロアリ・ゴキブリ・アリ・ダニ・ノミ・トコジラミ・ムカデなどになります。
④こまった.com
害虫駆除だけでなく害獣駆除もおこなっており、主にシロアリやゴキブリの駆除をしています。
⑤害虫駆除110番
最低費用がホームページから確認でき、主に、ゴキブリ・シロアリ・クロアリノミ・ダニ・トコジラミ・ムカデ・ヤスデの駆除ができます。
⑥ゴキブリBUSTERS
ゴキブリやノミ、ムカデなどを駆除する業者になります。
また、24時間営業のため、深夜に駆除してもらいたいときなども依頼することができます。
⑦株式会社八番屋
ハチ・シロアリ・ゴキブリなどの害虫からネズミやハクビシンなどの動物駆除までおこなっています。
⑧街の修理屋さん
害虫駆除だけでなく、害獣・害鳥対策や水回り、電気のトラブルなど幅広く対応してくれます。
⑨農業屋
農家の方向けにシロアリ駆除などをしています。
また害虫だけでなく害獣駆除も併せて対応しています。
まとめ
今回は、害虫について解説してきました。
春は特に園芸や農業を楽しめる季節ですが、大切な植物や農作物を守るためにも、適切な害虫対策をしましょう。
また、個人で対策をする場合は農薬の取り扱いには十分注意して駆除することが大切になります。
尚、害虫駆除の業者にも得意な害虫があるため、自身にあった業者選びがポイントになります。
久野商事では害虫よりも少し大きい、鹿やイノシシなどの獣害から守るために丈夫なフェンスを提供しています。
その他、害虫対策の前に雑草対策をしたい方向けに防草シートも提供しています。
ご興味のある方は、コチラからお問い合わせください。