2021.05.06
防獣・獣害対策
ライトを活用したイノシシ対策について【徹底解説】

更新日:2026年2月01日
みなさん、こんにちは。
久野商事の久野です。
近年、森林伐採によるエサ不足で山から降りてきたイノシシによる農作物被害や、母屋への侵入などが増加傾向にあり、イノシシ対策の重要性が増しています。
イノシシ対策にはいくつか方法がありますが、誰でも容易におこなうことができるライトを活用した対策が注目されています。
イノシシはとても臆病な性格で、人の気配がするところには近寄らない傾向があります。
基本的に人がいない夜間に行動して、農地や庭を荒らすため、明るい場所を避けたり、突然ライトが付くと驚いて逃げていきます。
そこで、今回はライトを活用したイノシシ対策について説明していきます。
目次
ライトを活用したイノシシ対策のメリット
まず、はじめにライトを活用したイノシシ対策のメリットについて説明します。
安価
イノシシ対策用のライトは他のイノシシ対策商品と比べて、価格が安価で手軽に設置ができます。
イノシシ対策用のライトは主に乾電池式とバッテリー式とソーラー式の3種類があります。
ソーラー式のライトであれば電池代や電気代がかからないため、ランニングコストを抑えることができます。
活動の防止
イノシシのように夜間活動する動物は光に弱い傾向があります。
点滅するライトや光が動くライトを設置することで、農作物への被害を抑えることができます。
防犯効果
近年、農作物の盗難が増加傾向にあります。
ライトを設置することで、イノシシだけでなく、不審者の侵入を防ぐ効果も期待できます。
ライトを活用したイノシシ対策のデメリット
慣れてしまう
長期間、ライトを利用するとイノシシがライトに慣れてしまい、効果が低下する可能性があります。
効果範囲が狭い
ライトは設置した場所にしか効果がないため、設置していない場所から侵入される可能性があります。
ライトを設置する際には、イノシシの侵入経路に設置することをおすすめします。
イノシシ対策に適したライトについて

次に、イノシシ対策に適したライトについて説明します。
イノシシ対策におけるライトの役割は、イノシシを驚かせることにあります。
そのため、常時点灯よりも点滅するライトが効果的とされています。
また、色については、白色よりも赤色や橙色など、動物が忌避する色を選ぶことで効果を高めることができます。
ライトには白熱電球とLEDの2種類がありますが、LEDライトは長寿命で、消費電力が少なく、点滅や色の変更が容易にできるため、イノシシ対策に適しています。
また、ライトの明るさは、設置する場所や周囲の環境によって調整する必要があります。
例えば、居住地が近くにある場合は、近隣トラブルとなる可能性があるため、明るさを抑える必要があります。
一方で、遠隔地に設置する場合は、明るさを高めることで効果を上げることができます。
ライトを活用したイノシシ対策の注意事項について
次に、ライトを使ったイノシシ対策の注意点について説明します。
障害物
ライトの光が障害物に遮られると効果が薄まります。
たとえば、木や建物などに光が遮られるとイノシシに警戒心を与えることができません。
ライトを設置する際は周辺に障害物がないか確認することが大切となります。
ライトの高さ
ライトを適切な高さに設置することも重要となります。
ライトの位置が高すぎたり、低すぎたりするとイノシシが光に気づかずに通り過ぎてしまう可能性があります。
イノシシ対策をおこなう場合は、1.5m〜2mの高さが効果的とされています。
近隣住民
ライトを設置する際、周辺に居住地がある場合は、近隣住民との調整が必要となります。
近隣住人とライトの設置場所や明るさなどについて事前に話し合うことが重要になります。
メンテナンス
ライトは基本的に屋外に設置するため、雨風にさらされます。
メンテナンスを怠った場合、ライトの効果が下がり、被害に合う可能性があります。
そのため、半年から1年に1回程度、照明部分を拭いたり、錆びや故障がないかチェックするなどのメンテナンスをおこなうことをおすすめします。
ライト以外のイノシシ対策との併用について
音による対策
警戒音装置や超音波装置も、イノシシ対策として活用されています。
ただし、音にも慣れが生じるため、ライトと同様に単独使用では限界があります。
音を活用した対策については「音を活用した効果的な獣害対策について【徹底解説】」にて、詳しく説明しておりますので、ぜひご覧下さい。
匂いによる対策
匂いによる対策も有効ですが、管理や効果の持続性に課題があります。
長期的・安定的な対策としては、フェンスを軸に補助的にライトを活用する方法が現実的です。
匂いによる対策については「イノシシ対策に有効な木酢液の活用方法について【徹底解説】」にて、詳しく説明しておりますので、ぜひご覧下さい。
フェンスによる対策
ライトはあくまで「近づけにくくする」対策であり、侵入を完全に防ぐものではありません。
確実に被害を防ぐには、敷地を囲うフェンスによる物理的な遮断が有効です。
特に、地面を掘って侵入するイノシシには、下部が補強されたフェンスやスカート付きのタイプのものがおすすめです。
獣害対策のフェンスについては「【徹底解説】獣害対策フェンスの種類と選び方」で詳しく解説しておりますので、ぜひご覧下さい。
まとめ
ライトを活用したイノシシ対策は、導入しやすく即効性も期待できる方法ですが、効果は限定的であり、単体では十分とは言えません。
特に、慣れや侵入経路の多様化を考慮すると、物理的に侵入を防ぐ対策が不可欠です。
久野商事では、イノシシ対策に適したフェンスのご提案から施工まで一貫して対応しております。
ライトなどの対策と組み合わせた、実情に合った獣害対策をご検討の際は、ぜひ一度お問い合わせください。




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