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2024.02.28

お役立ちコラム

業者に依頼する前に知っておきたい!駐車場の雨水対策と素材の選び方

皆さんこんにちは。
久野商事株式会社の久野です。

近年、豪雨などの異常気象が頻発しており、駐車場の雨水対策の重要性が高まっています。しかし、駐車場の雨水対策には様々な方法があり、どの方法が最適なのか分からないという方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回は、駐車場の雨水対策としておすすめの素材についてご紹介します。

駐車場に水たまりができる原因について

まず初めに、駐車場に水たまりができる原因について説明します。
駐車場に水たまりができる原因は多数あります。
ここでは、代表的な4つの原因についてご紹介します。

地盤の表面排水が弱い

駐車場に水たまりができる原因として、表面排水が弱い可能性があります。

表面排水とは、駐車場の表面を流れる水のことを指します。
一般的な駐車場では勾配を付けることで、水の通り道を作り、排水溝などの排水設備に水が流れるように設計します。

しかし、この勾配が不足していたり、経年劣化などで勾配がなくなったりしていると雨水を排水できずに水たまりができることがあります。

隣接している道路よりも駐車場が低い

隣接している道路よりも駐車場が低いと、高低差の関係で水が流れて混んできて、水たまりができることがあります。

整地が甘い

駐車場をしっかり整地しないと、次第に車の重みなどで地面が凸凹してきます。
そのまま放置していると沈んでいる場所に水たまりができます。

粘土質の土地を利用している

コンクリートなどを敷設せず、そのまま駐車場にしている場合、地面の透水率が低く、水たまりができやすくなる場合があります。

駐車場の雨水対策が必要な理由について

次に、雨水対策が必要な理由について説明します。

駐車場は車を止めるだけでなく、雨天時には雨水を処理する重要な役割を担っています。
しかし、駐車場の雨水対策が不十分であったり、間違った対策をおこなったりしていると様々な問題が発生する可能性があります。

車が抜け出せなくなる

土で作られた駐車場に水たまりができてしまうと、ぬかるみに車のタイヤがハマって抜け出せなくなる可能性があります。
また、コンクリートなどの場合、大きな水たまりができてしまい大型車や車高の低い車が水たまりにハマりやすくなることもあります。

歩行者が濡れてしまう

駐車場に水たまりがあると、歩行者が濡れてしまったり、雨天時には滑りやすくなるため、転倒事故が発生してしまう可能性があります。

地盤沈下をおこす危険性がある

駐車場に雨水が浸透すると、地盤が沈下する可能性があります。地盤沈下が起こると、駐車場が傾いたり、段差ができたりして、車の出入りが困難になることがあります。

駐車場の雨水対策の種類について

次に、駐車場の雨水対策の種類について、説明します。

勾配をつける

駐車場に勾配を付けて雨水が流れる道をつくることで、雨水を逃がすことができます。
DIYで土などを利用して勾配を付けることも可能ですが、失敗した際にかえって水たまりを作ってしまう原因となるため、注意が必要となります。

また、勾配を付ける場合は、必ず勾配の先に排水設備を付けるようにしましょう。

地面をコンクリートにする

地面をコンクリートにすることで、ぬかるんだ水たまりにならないようにすることができます。
ただし、コンクリートの場合、透水性が低く、一度水たまりができると排水されるまで時間が掛かるため、必ず勾配をつけて、雨水を流す道を作る必要があります。

砂利を利用する

地面に砂利を敷設することで、水たまりをできにくくすることができます。
ただし、風などで砂利が飛散して少なくなった際に下に流れていた水が水たまりとなってでてくる可能性があるため、注意が必要となります。

サンドウェーブGを利用する

サンドウェーブGはリサイクルガラス造粒砂と呼ばれ、廃棄されたガラス瓶やガラスくずを100%原料として製造されています。
従来の砂利や砕石と比べ、環境負荷が少なく、CO2排出量の削減にも貢献しています。

サンドウェーブGは透水性が高いため、雨水を素早く通すことができます。
そのため、通常の砂や砂利と比べて水たまりができにくい素材になります。

また、透水性アスファルト舗装の下にサンドウェーブGを雨水貯留槽として利用することで、路面温度を低下させることもできるため、ヒートアイランド現象の抑制にも繋がります。
サンドウェーブGについては、コチラで詳しく説明しておりますので、合わせてご覧ください。

まとめ

今回は、駐車場の雨水対策について説明させて頂きました。

駐車場の雨水対策を怠ると、浸水など水害が発生する恐れがあります。
そのため、しっかりとした雨水対策が必要となってきます。

雨水対策でサンドウェーブGを活用することで、駐車場の雨水対策だけでなく、雑草対策や軟弱地盤の改良などもおこなうことができます。

久野商事ではサンドウェーブGの販売のみならず、フェンスや防草シートなども取り扱っており、施工も承っております。
駐車場の雨水対策でお困りのことがございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

久野 将成

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フェンス一筋数年。IT界からフェンス界に転生した久野です。
太陽光フェンスやアニマルフェンスについてのウンチクを中心に書いていきます。

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