2023.01.26

お役立ちコラム

カーポートの設置について徹底解説【初心者向け】

カーポート

みなさん、こんにちは。
久野商事株式会社の久野でございます。

近年、ロシアとウクライナによる戦争やコロナの影響もあり、半導体不足が世界中で起きています。
その結果、国内の車市場は中古車も高騰しているため、車のメンテナンスに注力される方も増えています。
自然災害が多い日本では、自身の愛車を雨や雪などから守るために自宅にカーポートを設置する方もいるのではないでしょうか。
今回はカーポートを設置する際の費用や設置するまでの流れについて説明していきます。

カーポートについて

そもそも、カーポートは屋根と柱だけで造られた車庫になります。
雪や日光から車を保護したり、雨の日の車の乗り降りで濡れないようにする効果があります。

最近は多様なデザインや種類があるため、自身の好みにカスタマイズができます。

ガレージと同じだと考える方もいるかと思いますが、ガレージは建物になります。
また、建物になるため、固定資産税の対象になります。

カーポート設置のメリット

カーポート設置のメリットについて説明していきます。

①車の保護

車体を雨や雪、日差しから保護して傷みや汚れを防ぐ効果があります。

②短期工期で安価

カーポートは柱と屋根だけで作れるので、ガレージよりも費用が安くて設置までの工期も短くなります。

③建ぺい率の緩和

建ぺい率とは「敷地に対する建築面積の割合」で条件を満たせば、建ぺい率の緩和を受けられます。

カーポート設置のデメリット

カーポート設置のデメリットについて説明していきます。

①設置時の柱について

駐車スペースに余裕がない場合、駐車時や乗り降りの際にドアが柱に当たったり、乗り降りが不自由になることがあります。

②強風や荷重に弱い

カーポートには壁がないので構造上、強風や豪雪の影響を受けやすくなっています。
台風や積雪が多い場所には強度の高いカーポートを設置する必要があります。
また、設置後のメンテナンスも必要になります。

カーポートの設置費用について

カーポートの設置にはカーポート本体の費用と施工費用がかかります。

カーポートの購入費用

カーポート本体にかかる費用は車一台につき10万円程度が相場になります。
耐久性の高いカーポートであれば車一台につき30万円程度が相場で、より高性能のカーポートであれば100万円以上費用がかかる場合があります。

カーポート工事にかかる費用

①標準工事費

カーポートの標準工事とは、柱を立てるための穴あけ、基礎工事、本体の組み立てのことを指します。
車一台用のカーポートでは4万円程度で、車二台では7万円程度が相場になります。

②加工費用

加工費用とはカーポートの部材を加工するのに必要な費用のことを指します。
カーポートの屋根をカットする場合は6,000円ほど必要で、支柱を高くする場合には1万円ほど追加費用が必要になります。

③特別工事費用

特別工事費用とは、オプションを追加する場合に必要な費用になります。
照明などを追加する場合は5万円ほど、太陽光パネルの設置は100万円ほど追加費用が必要になります。

設置費用につきまして、表にまとめましたので、ご覧ください。

費用項目車1台の場合車2台の場合
購入費用10万円10万円
標準工事費4万7万円
加工費用屋根カット支柱延長屋根カット支柱延長
6,000円1万円6,000円1万円
特別工事費照明太陽光照明太陽光
5万円100万円5万円100万円
合計19万5,000円115万円22万6,000円118万円

カーポート設置の依頼について

カーポートの設置について、代表的な3つの方法について説明します。

地元の施工業者

1つ目は地元の施工業者に依頼する方法になります。

カーポートは外構工事になるため、地元の業者などに依頼することができます。
地元の業者は比較的料金が安いことが多いため、なるべく費用を抑えたい方におすすめです。

ただし、業者によって施工の技術が低いケースもあるため、事前にホームページや口コミサイトを見て、信頼できる業者か見極める必要があります。

リフォーム会社

2つ目はリフォーム会社に依頼する方法になります。
会社にもよりますが、リフォーム会社もカーポートの施工をおこなっている場合もあります。

カーポートを取り扱っているエクステリアメーカーと連携しているリフォーム会社であれば、サービスや保証の信頼性と技術力にも信頼があります。
尚、すべてのリフォーム会社がカーポートを取り扱っていたり、設置作業に慣れているわけではないため、注意が必要となります。

心配な場合は施工実績などを確認することをおすすめします。

ホームセンター

3つ目はホームセンターに依頼する方法になります。
カーポートはホームセンターでも販売されており、メーカーの商品やオリジナル商品を取り扱っている店舗もあるため、要望に合ったカーポートを見つけることができます。
ホームセンターで購入する場合、商品購入と設置工事依頼を同時におこなえるため、施工業者を探す手間が省けます。
尚、設置工事は基本的に下請けの施工業者への外注のため、費用が高くなる可能性があります。

まとめ

今回はカーポートの設置費用と設置の依頼について説明しました。

カーポートを設置することで自家用車を傷つけないように保護できます。
しかし、設置に関する知識や依頼業者の情報を知らない状態で進めるリスクはあります。
そのため、カーポートについて詳しい情報を知っておく必要があります。

また、カーポート設置にはオプションとして上にソーラーパネルを設置するソーラーカーポートを導入する方が増えています。
ソーラーカーポートは発電した電気を家庭で利用したり、電気自動車に供給する電気を確保することができます。
久野商事では太陽光関連の資材やソーラーカーポートなどもを取り扱っています。
お気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

久野 将成

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フェンス一筋数年。IT界からフェンス界に転生した久野です。
太陽光フェンスやアニマルフェンスについてのウンチクを中心に書いていきます。

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