こんにちは
久野商事の寺林です。
今回はオススメの鹿対策について解説したいと思います。
この記事はこんな方におすすめです。
鹿の被害があり困っている方
オススメの鹿対策は?
目次
野生の鹿は臆病?鹿の生体とは?
鹿は、奈良などの奈良公園でとても有名で馴染みもある動物だと思います。
なので、優しく穏やかで人懐っこいイメージがあると思います。
ですが、実際の鹿は臆病で人間を避けて生活しています。
また、嗅覚や聴覚がとても優れており人間などを察知すると、素早く逃ていきます。
しかし、鹿は頭がいい一面もあります。
こちらも、奈良公園などで見たことがある方も多いと思いますが、鹿せんべいを要求してきたりだとか図々しい一面も持ち合わせています。
近年急増する鹿の被害
狩猟やハンターなどが減った昨今による影響を受けて、鹿の頭数が急増した事や、生息地域の分布拡大により
鹿の被害も比例し急増しています。
日本に昔から生息しているニホンジカやイノシシは、近年、急速に生息数が増加し、全国で分布を広げています。増えすぎたニホンジカやイノシシが、いま、日本全国で生態系や農林業、さらには私たちの生活にまで深刻な被害をもたらしています。
引用元:いま、獲らなければならない理由
鹿による被害は、食害や森林被害などは被害全体の約8割を占めており
甚大な被害が出ているのが現状です。
鹿の被害は、国内で一番大きい動物だと言う事を知っていましたか?
鹿は、草食動物で色々な物を食べ漁ってしまいます。
穀物、野菜、果物と何でも食べてしまいます。
さらに、増えすぎたせいで農作物のみに留まらず、山菜などの山の植物なども食い荒らしてしまいます。
樹皮なども剥ぎ取って食べてしまうため、木も枯れてしまい、檜なども枯れてしまい林業などにも大きな被害が出ています。
草なども、若い芽などを好んで食べるためすぐに食べられてしまい、森もどんどん減っていってしまいます。
しっかりとした、鹿被害対策を取ることが大事になってきます。
なぜ近年被害が急増してるのか?
上記でも少し述べているのですが、近年では狩猟やハンターの数が減っています。
鹿肉や鹿皮などの需要が減っており、必然的に鹿の捕獲数が減ってしまい数が増える一方なのです。
野生の鹿をハントするより、安い代用品も多く今はあり、鹿をハントする必要がないのです。
ハンターが高齢化してしまっているのも原因の一つとしてあります。
捕獲する人自体が減ってしまい、鹿の獣害被害にあってもハントする人がいないためしっかりとした駆除ができません。
さらに、日本には鹿の天敵はほとんどおらずクマなどの動物もわざわざ鹿を捕獲し食べたりしないので鹿の数が減りません。
駆除ができないと言う理由で、自然消滅を待つしかない地域もあります。
温暖化などの影響で、積雪が減った事も理由として挙げられます。
積雪が少なくなる事で、行動する範囲が広くなり
雪が少ない事で歩き回り餌を求めることができます、
そうなる事で、餓死する鹿が減り鹿の数が減らないと言うことになり増えてきています。
耕作放棄地が多いのも原因です。
放棄される事で、雑草や低木が増えます。
それを求めて鹿が行動し、行動した鹿が耕作放棄地周辺の農作物なども食い荒らしてしまい、被害が大きくなってきてしまうのです。
鹿のおすすめ駆除対策とは?
- 柵やフェンス・電気柵などの物理的な防護策
物理的に囲って、侵入できないようにします。
鹿は、飛躍力があるため高さのある柵やフェンスが必要です。
1.5~2mほどの高さが必要です。
鹿の体重は、40~110キロまでになるので柵の強度も必要です。
柵に体を載せられてしまうと壊れる可能性もあります。
電気柵であれば、体を柵に載せられても鹿はびっくりして逃げていきます。
ただ、電気柵に触れてくれないと意味がありません。
しっかりと隙間なども埋めて、子鹿なども侵入できないようにしましょう。
電気柵については、電気柵で獣害対策!おすすめグッズ7選!で詳しく説明しておりますので、こちらも併せてご覧ください。
- 音や光で威嚇して追い払う
音の出る機械などを設置し追い払う方法です。
オオカミの鳴き声や、銃声などを鳴らしその音で鹿を追い払います。
LEDライトの光で追い払う方法もあります。
LEDのセンサーで動くものが近づくと点灯され、警戒し近付かなくなります。
こういった機械は、柵が設置できない場所にもつける事ができますが
光などに鹿が慣れて侵入してきてしまう恐れがあります。
やはり長期的に使用していると、光も音も効果が薄れてきてしまうので定期的に光や音の種類などを変える必要もあります。
光に関してもセンサーで鹿が通ると反応し光がつくのもあります。
こちらも、センサーがある所を鹿が侵入しないと反応しないと言う欠点があるので気をつけましょう。
ライトや音での詳しい対策方法については、ライトで獣害対策!おすすめグッズ5選!や、音で獣害対策!おすすめグッズ5選!をご覧ください。
- 罠を仕掛ける
鹿の捕獲は狩猟免許がなくても条件を満たしていればできます。
しかし、狩猟期間などが定められており
狩猟期間は、11月15日~2月15日です。
詳しくは、各自治体に確認しましょう。
さらに、設置には敷地所有者の許可が必要だったり、法律などもあるのでそこの点もしっかり確認しておきましょう。
捕獲が成功すれば鹿の数は減りますが、罠を回避してしまう鹿もいるので注意しておきましょう。
鹿のここに注意
鹿は馴染みもある動物ですが、野生の鹿は何をするか分からず危険です。
注意点をしっかりと覚えておき対処しましょう。
また、人にうつる病原菌も持ち合わせていますので気をつけましょう。
- 近づかない
野生の鹿などは、とても臆病で人と会うとどういった行動をとるかわかりません。
もし見かけたりした場合は、近づかないようにしましょう。
- 無闇に脅かさない
脅かしたりするのは絶対にやめましょう。
大声を出すなどして脅かしてしまうと、こちらもどんな行動を起こすか分からないので
その場を静かに立ち去るようにしましょう。
- 触らない
動物全般に言える事なのですが、人にうつる病気を持っている可能性があるので触らないようにしましょう。
死んでしまった鹿や、弱っている鹿を見かけても絶対に触らないようにしましょう。
生まれたばかりの小鹿などは弱っていると思って近づくと
近くに親鹿がいるので、絶対に近づかないようにしましょう。
鹿を駆除する専門業者「認定鳥獣捕獲等事業者」とは
鳥獣の捕獲の安全管理体制や、知識が一定の基準に適合しており
都道府県知事の認定を受け、その認定を受けた法人を「認定鳥獣捕獲事業者」と言います。
今までの鳥獣保護は、主に狩猟者の協力などにより、お互いに支え合うと言う関係で出来ていました。
しかし、ハンターの数が減っていることなどにより捕獲対策を強化しなくてはいけなく
ハンターの一人一人の負担が大きくなってきています。
鳥獣の捕獲作業は専門的な技術が必要で、さらに危険が伴います。
ボランティア的な事だけでは、ハンターの確保がますます困難になっていきます。
なので、今後も狩猟者やハンターの体制の維持と向上が求められます。
まとめ
このように鹿の被害は大きくあるのでしっかりと対策しなければいけません。
対策の中でも久野商事がおすすめしている対策がフェンスの設置での対策です。
フェンス設置は、物理的にフェンスを設置する事で鹿などの獣害の侵入を防ぐ事ができます。
数あるフェンスの中でも久野商事がおすすめしているフェンスが「メッシュフェンス」です。
久野商事のフェンスは、強度があり錆びにくいフェンスになっています。
設置する事で、獣害の侵入を防いでくれます。
さらに、久野商事では材料工事を一貫して行っているので
鹿の被害にお困りの方などは是非一度、ご検討されてみてはいかがでしょうか。