2020.12.21

お役立ちコラム

メッシュフェンスについて徹底解説【初心者向け】

メッシュフェンス

更新日:2023/04/03

みなさん、こんにちは。
久野商事の久野でございます。

近年、獣害対策として、太陽光発電所やドッグランやゴルフ場などでメッシュフェンスの導入を検討する企業様が増えています。

メッシュフェンスは外構以外に様々な場所で利用することができます。
そこで今回はメッシュフェンスについて説明していきます。

フェンスの種類について

はじめにフェンスは利用用途によって、種類もいくつかあります。
ここでは代表的なフェンスについて説明していきます。

目隠しフェンス

目隠しフェンスは外から内部をみることができない仕様になります。
そのため、家の外構などプライバシーの保護をしたい場所に適したフェンスになります。

また、素材の種類も豊富で、スチールやアルミだけでなく、木材を利用した目隠しフェンスもあるため、庭の雰囲気に合ったフェンスを選ぶことができます。
一方で、風通しが悪いため、台風などの強風には弱く、倒れてしまうこともあります。

デザインフェンス

デザインフェンスは見た目を重視したフェンスで、主に外構や庭園などで利用されます。
特徴として、様々な形があるため、景観にマッチしたものを選べます。

一方で、複雑なデザインのフェンスはコストが高くなったり、細かなメンテナンスが必要になります。

PVCフェンス

PVCフェンスはポリ塩化ビニル樹脂を使用して作られたフェンスになります。
また、耐久性が高く、腐食や紫外線による劣化にも強いため、長期間使用することができます。

さらに、塗装も不要で、汚れも水洗いで簡単に落とすことができるため、メンテナンスの手間がほとんど掛かりません。
しかし、強風や大雨などには弱いため、注意が必要となります。

メッシュフェンス

メッシュフェンスは外構から獣害対策まで幅広く使われているシンプルなフェンスになります。
弊社のお客様は、主に太陽光発電所やゴルフ場、田畑や駐車場、住宅のエクステリアなど多くの場所でご利用いただいております。

メッシュフェンスの特徴について

ここではメッシュフェンスの特徴について説明していきます。

①視認性

メッシュフェンスは格子状になっているため、外から内部を見ることができます。
仮にフェンス内に侵入されても、容易に確認出来るため、不法侵入のリスクを低減することができます。

②軽量で強固

スチール製のメッシュフェンスは、重量があると思われがちですが、フェンス1枚の重量は数kg程しかないため、容易に持ち上げることができます。
また、ネットフェンスなどと比べて、強度も高いため、イノシシの突進にも耐えることができます。

尚、アルミ製のメッシュフェンスも販売されていますが、スチール製に比べて、価格が高く、強度が落ちます。

③耐久性

スチール製のメッシュフェンスの多くはメッキ塗装されています。
また、腐食や雨風による劣化に強く、長期間利用することができますが、アルミ製と比べると錆びやすくなります。

④低価格

スチール製のメッシュフェンスは1枚2,600円〜8,000円程度と目隠しフェンスやデザインフェンスに比べて、非常に安価になります。

⑤加工が容易

メッシュフェンスは基本的に1枚2mで販売されていますが、取り付けた際に余りが出てしまいます。
そのため、ニッパーや番線カッターなどで簡単に切り詰めすることができます。

メッシュフェンスの施工について

次に、メッシュフェンスの施工について説明します。

ここで説明する設置方法は弊社メッシュフェンスを利用した場合の施工方法のため、他社製品と施工方法が異なる場合がございます。
必ず取扱説明書をご確認の上、施工頂きますようお願いします。

尚、久野商事のフェンスの詳しい施工方法はコチラからダウンロード頂けますので、ぜひご利用ください。

①事前準備

メッシュフェンスの設置には下記道具が必要となります。

道具用途
メッシュフェンス侵入防止
支柱フェンスの固定に利用します。
その他付属品フックボルト:支柱への固定に利用します。
連結ジョイント:フェンス同士の連結に利用します。
支柱キャップ:支柱の保護に利用します。
フェンスキャップ:フェンスをカットした部分を保護するために利用します。
杭打機支柱を打ち込むために利用します。
大ハンマーでも設置できますが、杭打機の利用をおすすめします。
インパクトドライバーフェンスの固定やフェンス間の繋ぎ目の固定に利用します。
水平器支柱の水平・垂直を測るのに利用します。
必須ではありませんが、支柱が曲がっていると強度が落ちるため、水平器の利用をおすすめします。
番線カッターフェンスの切断に利用ります。
基礎ブロック強度を上げたい場合や、地盤が緩い場合に利用します。

②支柱の打ち込み

杭打機を利用して、下穴の中心からGL(地面)の間を180mmとなるように、支柱を水平垂直に打ち込みます。
支柱を打ち込んだ後、支柱に支柱キャップとフックボルトを取り付けます。

③フェンスの取り付け

フェンスをフックボルトへ掛けて仮締めします。
横に門扉を設置する場合は、門扉の支柱面に沿うようにフックボルトに掛けます。
連結ジョイントが固定されていることを確認して、10mmアタッチメントを取り付けたインパクトドライバーで本締をおこないます。

④フェンスのカット

角などでフェンスの不要部分が出た場合は、横軸を10cm程残して、番線カッター等で切断します。
フェンス切断後、切断面の錆防止のためフェンスキャップを取り付けます。

⑤隣接面への取り付け

角などでフェンスが接触する部分を連結ジョイントのくぼみが片面は縦、反対面は横となるように固定して、仮締めします。
連結ジョイントが固定されていることを確認して、インパクトドライバーで本締をおこない、完成となります。

まとめ

今回はメッシュフェンスについて説明させて頂きました。
メッシュフェンスは目隠しフェンスやデザインフェンスと比べて安価で防犯性が高く、様々な場所や用途で利用できるため、おすすめのフェンスだと私は考えています。

尚、久野商事ではメッシュフェンスの販売から施工まで一貫しておこなっています。
フェンスをお探しの際は、ぜひお問い合わせください。

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この記事を書いた人

久野 将成

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フェンス一筋数年。IT界からフェンス界に転生した久野です。
太陽光フェンスやアニマルフェンスについてのウンチクを中心に書いていきます。

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