2020.12.21
お役立ちコラム
【施工手順付き】メッシュフェンスの特徴を徹底解説

更新日:2026/02/28
最近、「太陽光発電所の周囲にイノシシが入って困っている」「ドッグランにフェンスを設置したいけど、どれがいいのか分からない」といったご相談をいただくことが増えてきました。
中でもコスト・耐久性・施工性のバランスが良いとして最も選ばれているのが「メッシュフェンス」です。
本記事では、メッシュフェンスの特徴から、実際の施工手順(初心者〜業者向け)までをわかりやすく解説します。
この記事を読むことで、
・自分で施工できるのか
・どんな工具が必要か
が明確になります。
「初めて施工する」方や「施工手順をページ上で確認したい」という方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
フェンスの種類について
はじめにフェンスは利用用途によって、種類もいくつかあります。
ここでは代表的なフェンスについて説明していきます。
目隠しフェンス

目隠しフェンスは外から内部をみることができない仕様になります。
そのため、家の外構などプライバシーの保護をしたい場所に適したフェンスになります。
また、素材の種類も豊富で、スチールやアルミだけでなく、木材を利用した目隠しフェンスもあるため、庭の雰囲気に合ったフェンスを選ぶことができます。
一方で、風通しが悪いため、台風などの強風には弱く、倒れてしまうこともあります。
デザインフェンス

デザインフェンスは見た目を重視したフェンスで、主に外構や庭園などで利用されます。
特徴として、様々な形があるため、景観にマッチしたものを選べます。
一方で、複雑なデザインのフェンスはコストが高くなったり、細かなメンテナンスが必要になります。
PVCフェンス

PVCフェンスはポリ塩化ビニル樹脂を使用して作られたフェンスになります。
また、耐久性が高く、腐食や紫外線による劣化にも強いため、長期間使用することができます。
さらに、塗装も不要で、汚れも水洗いで簡単に落とすことができるため、メンテナンスの手間がほとんど掛かりません。
しかし、強風や大雨などには弱いため、注意が必要となります。
その中でも、施工性・強度・価格のバランスが最も優れているのがメッシュフェンスです。
メッシュフェンスの特徴について

メッシュフェンスは、格子状の金属ネットを支柱で支えるシンプルな構造のフェンスです。
弊社のお客様は、主に太陽光発電所やゴルフ場、田畑や駐車場、住宅のエクステリアなど多くの場所でご利用いただいております。
① 視認性が高い
外から内部が見えるため、防犯性が高く侵入リスクの低減につながります。
② 軽量でありながら強度が高い
1枚あたり数kg程度と扱いやすく、なおかつネットフェンスより頑丈です。
③ 耐久性が高い
多くはメッキ塗装が施されており、屋外で長く使用できます。
④ 低コスト
スチール製であれば1枚2,600円〜8,000円ほどと他の外構材よりも安価です。
⑤ 加工が容易
余った部分はカットして再利用が可能なため、細かな現場対応もできます。
ただし、メッシュフェンスは比較的施工しやすい構造ですが、打ち込み深さや水平精度を誤ると、数年でぐらつきが発生するケースもあります。
長期使用を前提とするなら、正しい施工手順を理解しておくことが重要です。
メッシュフェンスの施工について
次に、メッシュフェンスの施工について説明します。
※以下は弊社製品を使用した場合の一般的な施工方法です。
久野商事のフェンスの詳細な施工方法はこちら(フェンス施工手順書)からダウンロード頂けますので、ぜひご利用ください。
①施工の準備
メッシュフェンスの設置には下記道具が必要となります。
必要な工具
・インパクトドライバー
・杭打機(エンジン式または手動)
・水平器
・巻尺・マーキング用チョーク
・ニッパー・番線カッター
これらがあれば、DIYでも施工可能ですが、地盤が軟弱な場所や大量の施工では安全性・耐久性の担保のため専門施工をおすすめします。
②支柱の打ち込み
杭打機を利用して、下穴の中心からGL(地面)の間を180mmとなるように、支柱を水平垂直に打ち込みます。
支柱を打ち込んだ後、支柱に支柱キャップとフックボルトを取り付けます。
③フェンスの取り付け
フェンスをフックボルトへ掛けて仮締めします。
横に門扉を設置する場合は、門扉の支柱面に沿うようにフックボルトに掛けます。
連結ジョイントが固定されていることを確認して、10mmアタッチメントを取り付けたインパクトドライバーで本締をおこないます。
④フェンスのカット
角などでフェンスの不要部分が出た場合は、横軸を10cm程残して、番線カッターなどで切断します。
フェンス切断後、切断面の錆防止のためフェンスキャップを取り付けます。
⑤隣接面への取り付け
角などでフェンスが接触する部分を連結ジョイントのくぼみが片面は縦、反対面は横となるように固定して、仮締めします。
連結ジョイントが固定されていることを確認して、インパクトドライバーで本締をおこない、完成となります。
よくある施工トラブルについて
・支柱が傾き、フェンスが波打つ
・打込み深さ不足で強風時にぐらつく
・連結部の締め不足で数年後に緩む
・地盤が弱く、数ヶ月で沈下する
見た目だけでなく、耐久性・安全性にも大きく影響します。
正確な施工が長期使用のポイントです。
⑥ よくある質問(FAQ)
Q1. 自分で施工できますか?
基本工具があればDIYで施工可能です。
ただし、地盤が緩い場所・高耐久仕様の場合は専門業者に依頼することをおすすめします。
DIYでの設置につきましては「フェンスの設置方法から費用まで徹底解説 【DIY初心者向け】」で詳しく説明しておりますので、ぜひご覧下さい。
Q2. メッシュフェンスの耐用年数は?
防錆塗装がされている場合、10年以上の使用が可能です。
Q3. どれくらいの高さが必要ですか?
用途や環境で異なりますが、一般的には1.2m〜1.8mが採用されています。
・1.2m:住宅区画
・1.5m:太陽光発電所・駐車場
・1.8m以上:侵入防止強化用途
人や動物が侵入しにくい場所では、高さを上げることで防犯性が高まります。
Q4. メッシュフェンスの費用はどれくらいかかりますか?
材料のみで1mあたり約2,600円〜8,000円程度です。
施工込みの場合は、地盤状況・延長距離・門扉有無によって変動します。
正確な金額は現地条件確認後のお見積りとなります。
より安全な設置のポイントについて
設置時により安全に設置するには下記ポイントが重要になります。
■ 地盤強化
やわらかい地盤では砕石+コンクリート基礎を推奨します。
特に獣害対策や風の強い場所では、基礎強化が欠かせないポイントです。
■ 施工精度の確保
水平・垂直を事前チェックしながら施工することで、見栄えと耐久性が大きく向上します。
■ 隣接する境界・道路対応
道路沿い・隣地境界では、規定高さや条例がある場合がありますので、事前確認が必要です。
施工を依頼するメリットについて
次に施工業者に施工を依頼するメリットについて説明します。
・高低差・傾斜地でも確実に施工
フェンスの設置はまっすぐ設置できることが重要です。
高低差や傾斜がある場所では設置の仕方によって強度が大きく変わります。
・材質・用途に合った仕様提案
材料を自分で選んで設置した際に思ったような見た目にならなかったり、強度が弱くなってしまうことがあります。
不安な場合は、業者に用途と予算を伝えることで、最適なフェンスや施工方法を提案してもらえます。
・保証やアフター対応が可能
DIYでの設置の場合、保証はありませんが、業者の施工不備であれば、無償で対応してもらえます。
ただし、これはあくまで業者の不備での保証のため、事故や雪などによる倒壊は対象外になるため、注意が必要です。
まとめ
今回はメッシュフェンスについて説明させて頂きました。
メッシュフェンスは、コスト・耐久性・施工性のバランスに優れた非常に実用性の高いフェンスです。
しかし、
・地盤条件
・設置環境
・用途
・高さ選定
これらを誤ると、耐久性や安全性に大きな差が生まれます。
「DIYで進めるか」「専門施工に依頼するか」で迷われた場合は、まずは一度ご相談ください。
久野商事では、用途に合わせた最適な仕様提案から施工まで一貫対応しております。
長く安心して使えるフェンス設置をご検討の方は、ぜひお問い合わせください。




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