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防草シートとは? 防草シートの仕組みと選び方を徹底解説

みなさん、こんにちは。いつも久野商事のブログを読んでいただき、ありがとうございます。もう11月に入りましたね。2021年終了まであと残り1か月になろうとしています。みなさんはどんな2021年を過ごしましたでしょうか?色々と挑戦されたことはありますか?

個人的には、この秋に初めてスマートエネルギーの展示会(@東京ビッグサイト)へ参加したことが印象的でした。
合計3日間の中で、100名以上のお客様と接しました。そこで、一番反響をいただいたのが、当社取扱商品の“防草シート”。
来場者へのノベルティの一つとして、当社取扱製品である防草シートの一部をカットしてお渡ししているのですが、それが“韓国のり”のようだと、興味持っていただき、たくさんの方へ説明する機会をいただきました。
“防草シートって何?”という興味津々の方から、“どんな種類があるの?”など、色々な疑問をいただいたので、今回のテーマは、“防草シート”について徹底解説させていただきたいと思います。

 

防草シートについてもっと知ってみよう

防草シートってなに?

防草シートとは、文字通り、草を防ぐためのシートです。
いわゆる、草刈りをせずに、このシートを敷いておくだけで、雑草などが生えてくるのを抑制するという雑草対策にはもってこいのシートです。
更地など手入れのしていない土の上って、放置しておくと、ものすごい種類と量の雑草が生えてきますよね。

毎回の草刈りは体力も消耗するし、季節ごとの除草剤散布では到底追いつかなかったりします。
そのような場所にあらかじめ、雑草防止をするために利用されています。
用途としては、ただ防草シートを敷いておく場合もありますし、防草シートの上に砂利を敷いて、見栄えを良くするということもできます。

太陽光発電所設備においては、現実的に毎回の草刈りを遂行するのが難しいなかで、草木が伸びてしまうと、発電量に影響が出てしまうため、あらかじめ太陽光パネル・架台の下に敷かれることが一般的です。

防草シートのしくみは?

防草シートがどうして草木の成長を抑制できるのでしょう?小学校の頃に学んだ記憶があると思いますが、植物が成長するのに絶対的に必要な条件は、光・水・空気です。この3つが揃っていないと、植物は成長しません。
光に当たるからこそ光合成ができて、水を吸収してグングン成長します。そのとっても重要な光を防草シートの遮光機能で遮断することにより、草木の成長を抑制しているのです。
シンプルに言うと、草木に光を与えないので、光合成をさせないということになります。

防草シートの種類

昨今では、防草シートというものがホームセンターでも取扱われるなど、業務用から一般家庭用まで幅広く種類が存在します。どのような違いがあるかというと、利用されている材料と織り方に違いがあります。

材料は、大きく分類して、ポリエステル、もしくはポリプロピレンが使用されています。
ポリエステルの特性は、熱に強く紫外線(UV)による劣化に強いというところです。

一方で、ポリプロピレンの特性は、熱に弱く紫外線(UV)劣化がしやすいという素材の特徴があります。
しかしながら、熱に弱いとされるポリプロピレンを利用した防草シートにおいても、劣化防止剤などを一緒に練りむなどして、劣化しにくい仕様となっています。

織り方も、大きく分類して2つに分けられます。
織布不織布です。職布というのは、読んで字のごとく、繊維を織ったり編んだりして1枚に作られているということを表しており、目の粗いものが一般的です。

一方で不織布というのは繊維を織ったり編んだりせずに、絡ませて接着させており、密度が高いものが一般的です。
あとは、設置したいサイズに合わせてカットするときも、ほつれにくいという特性もあります。

総合的に見ると、防草シートについては、不織布で作られている製品の方が、耐候性が高く、長く目的を果たしてくれる(防草)と捉えて良いでしょう。
理由については次で説明していきます。

 

防草シートを選ぶ際のポイント

防草シートを選ぶときには、下記の5つのポイントをしっかりと把握した上で選定することをおすすめします。

  • 遮光性
  • 貫通抵抗力
  • 透水性
  • 耐久性
  • 施工性

遮光性

まずは、遮光性。前述の通り、防草シートの役割は光を通さないことで初めて成り立つので、遮光性が良いものが一番雑草の成長を食い止めることができます。
遮光性を高めるヒントとしては、職布よりも不織布の方が製作段階でできる隙間(穴)が小さいため、不織布の方が、遮光性が高いと言えます。

貫通抵抗力

つづいて、貫通抵抗力。これはいかに草木をシートに貫通させないかということです。
草木はどんな小さい穴でもあればグイグイと伸びて、育ちます。
よって、貫通抵抗力においても隙間がより小さい不織布の方が強いと言えます。

透水性

透水性については、水を土に通さない方が草木を抑制するのには好都合でしょう?と考えると思いますが、水を通さないとなると、水がシートの上に溜まり、大きな水たまりをつくってしまったり、周辺の木々に本来届くはずの水が圧倒的に少なくなってしまい、育たなくなってしまったりと、周りにも影響を及ぼします。
また水たまりというのは、やがて泥となり、そこに種が飛んできてシートの上で発芽してしまうということもあります。

耐久性

耐久性が一番気になるところかと思います。
織布で作られた防草シートについては、比較的安価で手に入れることができます。
しかしながら、耐久性という観点で見ると、耐用年数10年と言われていたものでも、耐久性がないと設置2年と経たずに、役割を果たさなくなってしまい、再度購入、設置となることも少なくないようです。耐久性は強くあるものを選ぶ方がよさそうです。

施工性

最後は、施工性。防草シートはただ上に被せておけばよいというものではなく、しっかりピンで上から固定することが必要なので、シート自体の重さであったり、ピンの貫通差であったりと施工性も求められます。
また、防草シート同士が重なり合う箇所も技術のある施工者と素人では雲泥の差が出ると言われていますので、大きい敷地で見た目もきれいに長持ちさせたい場合は、プロに設置依頼をすることをおすすめします。

防草シートのメリット・デメリット

防草シートのメリット

一番のメリットは何と言っても、雑草の処理をしなくて良いという点です。
腰に負担のかかる草刈りや人体や環境に少なからず何らかの影響がある除草剤などの薬剤の散布をしなくて済むということが最大のメリットと言えるでしょう。

また、土のデコボコによりできてしまう、水たまりができないという点も、更地をキレイに保つという点ではメリットとなります。
太陽光発電所や農業などのビニールハウス内での利用のメリットとしては、使用する防草シートの種類によっては、太陽光を反射できることも大きなメリットとなります。

防草シートのデメリット

もう一方でデメリットとなることも、もちろんあります。防草シートは、なければ良いという選択ができるという時点で、導入となると材料や工事の費用が丸ごとコストと考え、初期費用が高いとみなされる場合もあります。

また、防草シートを敷く前には、その場所の雑草を抜いたり、ある程度整地にしたりする必要があります。準備段階で少し労力が必要になってしまうということで、難点と感じることもあるでしょう。最後は、防草シートを敷く環境によっても耐用年数にバラツキが出てしまうので、一概に10年持つ確証ができないということもあります。

 

防草シート製品

ここまでの説明を読んでいただき、防草シートに興味を持たれた方は、“じゃあ、おすすめの防草シートはどれか?”ということが知りたいと思います。
ここでは、他社製品3種の防草シート&当社取扱おすすめ3種の防草シートをご紹介したいと思います。

ザバーン

世界中で最も多く使われているのがこの「ザバーン」と呼ばれる防草シートです。
米国の企業が開発したもので、ポリプロピレンを利用し、長繊維を利用した不織布タイプのものになります。

太い繊維を利用しているので、引伸度の強度も十分あります。
実績についてはトップクラスですが、その分他の防草シートと比べて、約600円/㎡とかなり高価な防草シートとなります。

アグリシート

このタイプは、主に農業用のビニールシート内で利用されているものになります。
特徴としては、遮光性が高く、透水加工もしっかりとされています。
環境にも優しい素材で作られているため、燃やしても有毒ガスがほとんど出ないという点が素晴らしい点です。

エコナル

高密度な不織布を利用するとどうしても価格が高くなるというデメリットを払拭したのが、この「エコナル」と呼ばれる防草シートです。
価格の面では、不織布を利用しているのにも関わらず安価である点と、すべてにおいて高機能を兼ね揃えた防草シートになります。
厚みや引っ張ってみての強度については、若干ザバーンには劣りますが、値段を考慮すると利用しやすい防草シートです。

 

当社取扱おすすめ防草シート

JPSS

広島県 防草シート

不織布とポリプロピレンを重ねて使用している少し厚みのある、久野商事オリジナルの防草シートです。
比較的安価で耐候性も良く、耐用年数は10年で、遮光性、透水性、耐久性すべてをバランス良く兼ね揃えた、久野商事一番のおすすめ防草シートです。

強力防草シート PRO

防草シート

材料は、ポリプロピレンを利用しており、比較的安価で耐久性があります。
貫通抵抗性については、笹の貫通を防げるほどの強度があり、想定耐用年数はJPSSと同じ10年です。
遮光性は高く、四方八方から引っ張った時の伸度が強く、引き裂けられないような強度があります。

防草シート PRO ホワイト

防草シート

色が白いという点でも、太陽の光の反射率が高く、太陽光発電所で利用する場合は、両面太陽光モジュールの発電量を上げることができます。
遮熱性も兼ね揃えているため、農業用としてビニールハウス内での利用もできます。
ただし、他の防草シートに比べて、あらゆる面での強度が低いことが難点です。

 

商品比較表

ザバーン アグリシート エコナル JPSS 強力防草シート PRO 防草シート PRO ホワイト
おすすめ度 ★★★★☆
世界中で利用されている
★★★☆☆
滑りにくい
★★★★☆
平均的な性能
★★★★★
優れた遮光性と強度
★★★★★
安価で優れた遮光性
★★★☆☆
太陽光反射利用可
遮光性 ★★★★★ ★★★★☆ ★★★★★ ★★★★★ ★★★★★ ★★★★☆
貫通抵抗力 ★★★★★ ★★★★★ ★★★★☆ ★★★★★ ★★★★★ ★★★☆☆
透水性 ★★★★★ ★★★★★ ★★★★☆ ★★★★★ ★★★★★ ★★★☆☆
耐久性 ★★★★★ ★★★☆☆ ★★★★☆ ★★★★★ ★★★★★ ★★★☆☆
施工性 ★★★★★ ★★★★☆ ★★★★☆ ★★★★★ ★★★★★ ★★★★★
価格(安価) ★★☆☆☆ ★★★★☆ ★★★★★ ★★★★☆ ★★★★★ ★★★★☆
主な利用場所 太陽光発電所
農場
工場
農業 太陽光発電所
農業
工場
太陽光発電所
農業
工場
太陽光発電所
農業
太陽光発電所
農業

 

まとめ

防草シートは現在、比較的簡単に手に入れることができるようになりました。
しかしながら、多数の種類が存在し、利用する場所や環境によって、一番その場所に適応するものを選ぶことがとても大切です。
適切なものを選ぶことによって、本来の目的である防草効果を十分に果たしたり、結果的には費用対効果を抜群に発揮できたり、ということにもなります。

防草シートはまだまだこれからも進化する製品だと思っています。
常にお客様のニーズに合わせたものを取り入れていきたいと思いますので、防草シートが必要!となった際は、必ず久野商事を見積もり依頼する1社としてご検討ください。
防草シート以外の対策については、下記記事にて紹介しておりますので、ご興味のある方はぜひご覧下さい。

 

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この記事を書いた人

久野 将成

フェンス一筋数年。IT界からフェンス界に転生した久野です。
太陽光フェンスやアニマルフェンスについてのウンチクを中心に書いていきます。

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