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太陽光発電所の雑草対策について徹底解説

更新日:2024/02/28

みなさん、こんにちは。久野商事の久野です。
今回は太陽光発電所を設置する際に悩まされる問題「雑草対策」について説明していきます。

雑草は雨や太陽の光などによって成長していきますが、費用感や特徴の異なる対策方法がいくつかあります。

代表的な対策方法について解説しますので、最後までご覧ください。

雑草対策が必要な理由について

はじめに雑草対策が必要な理由について、ご説明します。

雑草はとても生命力が強く、定期的にメンテナンスを行わないとすぐに枝や根が張り、一面に生い茂ります。

雑草を放置することで、多くの問題が発生します。

発電効率低下

雑草の中には1mを超えて成長する植物があり、伸びた雑草が太陽光パネルに覆い被さって影ができることがあります。
影の影響により太陽光があたらなくなり、発電効率が落ちてしまうため、結果として発電量が下がってしまいます。

火災の発生

伸びた雑草や落ち葉などが原因で太陽光パネルに影ができ、長期間その状態が続くと電気抵抗が大きくなります。

電気抵抗が大きくなることで電気の流れが悪くなり、発熱を起こします。

この現象をホットスポット現象といい、高温になった箇所に雑草が接触したり、発生した火花が雑草に落ちることで出火、火災につながります。

ホットスポット現象についてはコチラで詳しく説明しておりますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。

パワーコンディショナの故障

通常、パワーコンディショナは水没や雑草の侵入を防ぐためにも地面から1〜2mあたりの高さに設置をしていますが、蔓性の雑草は架台や引き込み柱を支えに伸びてパワコンに容易にたどり着きます。

排熱用ファンの隙間などからパワコン内部に侵入すると、ショートして火災が発生する可能性があります。

不法投棄

雑草が伸びている土地は監視がなく、外見として管理がされていない土地として判断されてしまい、不法投棄の温床となる可能性があります。

近くに民家などがある場合は近隣住民とのトラブルにもなりかねませんので、注意が必要になります。

獣害被害

雑草を放置することで、草の種や実がなります。
その実や種を求めて鳥や虫が集まり、大量発生につながります。

また、雑草が茂ることで小動物のすみかにされることもあります。
獣害の発生は近所の住宅からのトラブルにも繋がるだけでなく、配線を噛み、漏電に至ることもあります。

雑草を刈るだけでは獣害対策としては十分ではありません。
他の獣害対策について気になる方はぜひコチラをご覧ください。

盗難被害

近年、太陽光発電設備で使われている送電ケーブルは高価な取引ができるため、盗難被害が増えています。

2022年3月24日に群馬県太田市にある太陽光発電所で銅線のケーブルおよそ1,300万円相当が盗まれているのが見つかり、警察は窃盗事件として捜査しています。

管理している太陽光発電所でも起きているため、みなさんもご注意ください。
出典:NHK 群馬 太田 太陽光発電所で銅線ケーブル盗難 約1300万円相当

太陽光発電所の盗難についてはコチラで詳しく説明しておりますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。

景観の悪化

雑草が多い土地は周辺の風景が損なわれ、景観が失われます。

また、公共の場や住宅地がある場合は近隣の方に迷惑がかかり、道路や歩道、建物の周囲など、雑草が通行の邪魔になることがあります。

雑草を駆除する時期について

次に、雑草を駆除する時期について説明します。

雑草が成長することで、茎が太くなります。

細い状態なら簡単に対処できますが、太くなれば草刈りなどの負担が大きくなるため、雑草が成長しすぎる前に対策することが重要です。

また、基本的には雑草が30cm程度以上になると、太陽光パネルに影が落ち発電効率が下がります。

雑草は様々な種類があり、発芽する時期や繁殖時期が異なります。

そのため、雑草の駆除は基本的に年4回、季節の変わり目におこないます。

2月から4月に生える雑草は1年草と多年草が混在していますが、これから発芽する場合と発芽したばかり場の合が混在しています。

春から夏は気候が良いため雑草が育ちやすく、管理を怠ると対処が大変になることもあるため、春から夏にかけては多めに雑草対策を行うとよいでしょう。

5月から8月は雑草がもっとも伸びる時期になります。

草刈りを1回してもすぐに生えてしまうため、雑草対策の回数が増えてしまい、労力とコストがとても掛かってしまいます。

9月から11月になると一年草の雑草が枯れてきて、新しく生えることもなくなります。

この時期に残っている雑草を根こそぎ駆除することで、来年の春に生えてくる雑草を減らすことができます。

12月から1月になると雑草の成長が完全に止まり、枯れていきます。

そのため、特に対応することはないと思われがちですが、冬こそ雑草駆除に大切な時期となります。

雑草対策の注意点

雑草対策は1種類を単独で行うのではなく、その他の対策方法を組み合わせて使うことがポイントです。

複数の対策を併用することで、効果を発揮することを頭に入れておきましょう。

例えば、防草シートを敷く場合、はじめに草刈りや除草剤を散布して、下準備してから行います。

雑草対策の事前準備

次に、雑草対策の事前準備について説明します。

雑草対策をおこなうためには、生えている雑草を事前に除去する必要があります。

ここでは事前準備としておこなう「草刈り作業」について代表的な3つの方法を説明します。

草刈り鎌

まずは草刈り鎌を利用する方法になります。

草刈り鎌で雑草を除去する場合、必要な道具は軍手と草刈り鎌だけのため、他の方法に比べて初期費用を安く済ませる事ができます。

ただし、一つの施設すべてを草刈り鎌で雑草処理をするのは労力がかかりすぎて現実的ではありません。
草刈り鎌は草刈り機では刈り取りづらい場所など限定的に利用することをおすすめします。

ガソリン式草刈機

ガソリン式草刈機は力が強く、長時間作業に適しており、敷地が広い太陽光発電所に適しています。

一方で草刈り中に飛び石などでケガをしたり、太陽光パネルが破損したり、配線された送電ケーブルを切断してしまうリスクもあるため、注意が必要になります。

バッテリー式草刈機

バッテリー式草刈機はモーターで動くため、ガソリン式の草刈り機よりも軽いため、使いやすい点が特徴になります。

一方で駆動時間が短いため、予備のバッテリーを用意したり、短時間で作業を行う必要があります。

また、極端に高温の場所や低温の場所に長時間放置した場合、バッテリーが劣化し、動かなくなることもあるため、注意が必要になります。

雑草対策の種類

ここからは7種類の雑草対策について説明していきます。

防草シート

防草シート JPSS

雑草対策として良く利用される手法になります。

防草シートを地面に敷くことで、太陽光が遮断され、雑草の育成を阻害することができます。

また、防草シートは多数のメーカーから販売されており、素材や耐用年数(耐候年数)、貫通に強いものなど様々な特徴があります。

価格も300円前後/㎡の物から900円前後/㎡の物など大きく違いますので、防草シートを敷く環境に合った防草シートを選ぶことが重要になります。

久野商事では環境に合った最適な防草シートを取り扱ってますのでご興味ある方はお問合わせください。

砂利や砕石

砂利や砕石を敷くことで雑草対策を行うこともできます。

しかし、防草シートと比べて、光を通してしまうため強い雑草が生えてきてしまうことがあります。

景観を良くするために砂利や砕石を敷く場合は防草シートを敷いて、その上に砂利や砕石を敷くなど防草シートと併用することをおすすめします。

砂利や砕石を敷いた場合はその上に泥水などが付着することで、そこから雑草が発芽することがありますので、定期的にメンテナンスをおこなう必要があります。

費用は砂利・砕石の場合は約1000円/㎡〜約6000円/㎡程で、防草シート下に敷く場合は、約1,300円/㎡〜約6900円/㎡となります。

アスファルトやコンクリート

太陽光発電所内をアスファルトやコンクリートで覆うことで高い防草効果を長期間得ることができます。

しかし、雑草はとても強力なため、アスファルトやコンクリートでも貫通することがあります。

また、雨の日などにアスファルトやコンクリートの上に泥水が溜まって、そこから雑草が発芽する恐れもあります。

高い防草効果を得られる方法ではありますが、1㎡辺り約1万円以上とアスファルト・コンクリート舗装に費用掛かり、太陽光発電所を撤去する場合は撤去費用もあわせて掛かるため、あまりおすすめできません。

除草剤を散布

除草剤

除草剤散布は個人で簡単にできる定番の雑草対策となります。

除草剤には「茎葉処理タイプ」と「土壌処理タイプ」、さらに「粉状タイプ」と「液剤タイプ」があります。

茎葉処理タイプ

既に生えている雑草を枯らす除草剤です。

土壌処理タイプ

雑草が生えるのを防止する効果があります。

基本的に草刈りか「茎葉処理タイプ」で雑草を除去した後に「土壌処理タイプ」の除草剤を利用します。

粒状タイプ

生え始めの雑草に効果を発揮し、雑草の成長を妨げ、根から枯らせる効果があります。

即効性はありませんが、効果は4ヶ月~6ヶ月と長く、春に撒くことで夏ごろまで雑草駆除の手間を省くことができます。

一方で、成長期の雑草にはあまり効果がないため、雑草が生え始める春に利用することをおすすめします。

液剤タイプ

即効性があり、数日程で雑草を枯らすことができます。

すでに育っている植物に対して効果があり、知らない間に大きくなってしまった雑草に対しても効果を発揮します。

一方で、効果期間は数か月と余り長くないため、夏などに一気に雑草を枯らしたい場合に利用することをおすすめします。

また、雨などが降ると液が薄まってしまい効果が薄れてしまうので、天気を確認してから除草剤を撒くことをおすすめします。

除草剤は薬剤のため、種類によっては土壌汚染などの悪影響があります。
周辺に作物を育てている畑などがある場合は散布する場所が敷地内であっても取り扱いに注意してください。

グランドカバー(被覆植物)

クローバー

クローバーなどの背が高くならず、横に広がる植物で地面を覆うことを指します。

別の植物を植えておくことで、雑草を生えにくくする効果があります。
主にガーデニングや庭などで利用されています。

グランドカバーは、種類によりますが、手入れが不要で手間がかかりません。

しかし、雑草並みに繁殖力が高く、深く根付いてしまうためグラウンドカバーを除去したくなった時に完全除去が難しいです。

長期の使用を検討しない場合、気軽にグランドカバーを生やすことはお勧めしません。

生物除草

ヤギなどの雑草を食べる動物を施設内で飼うことで動物に雑草を処理してもらう手法になります。

除草スピードは10㎡/日とあまり早くありませんが、雑草対策を行う必要がないため労力が少なく済みます。

ヤギや羊をレンタルできるサービスもあります。

しかし、太陽光発電設備とは別に動物を管理するための小屋を立てたり、雑草がない時のための餌を用意する必要がありますし、羊が食べない草は刈り取る必要があります。

遠方に太陽光発電所を設置する場合は、管理が手間になるためおすすめできません。

サンドウェーブG

サンドウェーブG

サンドウェーブGとは高い透水性を備えたリサイクルガラス造粒砂になります。
空隙率30%という高い透水性から、造成、雨水貯留施設、埋め戻しなど、さまざまなシーンで利用されています。
サンドウェーブGは栄養がないため、地面に敷設することで数年程度の防草効果もあります。

サンドウェーブGについて詳しく知りたい方はコチラもご覧ください。

架台の高さ調整

雑草が届かないように架台を高くするという方法もあります。

しかし、架台を高くすると設置コストも高くなるため、ソーラーシェアリングなど特別な事情がない限りはあまりおすすめできません。

雑草対策の費用感について

ここからは、雑草対策にかかる費用をご紹介します。

防草シート

1㎡あたり300円~900円程度、
1,000㎡あたり300,000円~900,000円程度かかります。

業者に依頼する場合は別途工賃として
1㎡あたり300円~500円程度(諸経費は含まない)かかります。

防草シートの費用対効果が気になる方は是非コチラからダウンロードしてください。

砕石・砂利

1㎡あたり1,000円~6,000円程度、
1,000㎡あたり1,000,000円~6,000,000円程度が相場です。

アスファルト

施工費として
1㎡あたり3,500円~6,000円程度、
1,000㎡あたり3,500,000円~6,000,000円程度です。

コンクリート

施工費として
1㎡あたり5,000円~10,000円程度、
1,000㎡あたり5,000,000円~10,000,000円程度です。

除草剤

除草剤本体の価格は
1㎡あたり10円程度、
1,000㎡あたり10,000円程度です。

年2回の除草剤散布を業者へ依頼する場合、
作業費として1回200,000円 ×2回=400,000円が別途かかります。

グランドカバー

自身で苗を植栽する場合、グランドカバーの種類にもよりますが、100㎡あたり100,000円程度から販売されており、苗代だけで1,000,000円がかかります。

また、業者に依頼する場合は工賃やメンテナンス費用が別途かかります。

生物除草

購入の場合は4〜5万円/頭、
ヤギ2頭を2ヶ月間レンタルする場合は、30,000円程度が基本料金としてかかります。

また、飼料や逃走・侵入防止の柵、小屋・寝床などの費用が別途かかります。

本日ご紹介した雑草対策について、特徴と費用感を表にまとめます。

※費用感はあくまで目安となります。

雑草の種類について

次に、雑草の種類について説明します。

一年草

一年草は、種子を撒いてから1年で成長して、種子を付けた後に枯れる草のことを指します。

特徴として、一年草は、多くの種子を残すため、繁殖スピードが早く、春に発芽して、夏から秋にかけて開花し、冬に枯れる「夏生一年生植物」と秋に発芽して、冬を越し、春に開花して夏に枯れる「冬生一年草(越年草)」があります。

エノコログサ

エノコログサ

エノコログサはイネ科エノコログサ属の一年草の雑草になります。

茎や葉が細く、先端が尖っていて、根元には白い発根があり、猫に向けて振ると猫がじゃれつくことから、猫じゃらしとも呼ばれます。

主に畑や道路脇、公園などの植物が育てられている場所に生えることが多く、30〜120cm程まで成長して、夏から秋に掛けて小さな花を咲かせます。
繁殖力が非常に強く厄介な雑草として有名となります。

メヒシバ

メヒシバ

メヒシバはイネ科メヒシバ属の一年草になります。

見た目は稲に似ていて、細長い葉の先に穂がある日本原産の雑草になります。

主に畑やゴルフ場などに生えることが多く、30~100cm程まで成長して、6月から8月頃に小さな赤紫の花を咲かせます。

メヒシバは高い適応能力があり、日本のどの環境でも成長することができ、千切れやすいため、種を付けたまま地面に落ちて、翌年生えてくるため、根絶が難しい非常に厄介な雑草になります。

また、メヒシバは雑草アレルギーを引き起こすこともあります。
雑草アレルギーになると鼻水が出たり、目が痒くなったりと花粉症と似た症状を引き起こします。

オヒシバ

オヒシバはイネ科オヒシバ属の一年草になります。

見た目はメヒシバに似ていますが、葉、茎、穂がメヒシバに比べて太く、踏みつけに強いですが、花期が8月~10月とメヒシバと比べて短いという特徴があります。

また、生育地も若干異なり、オヒシバは北日本にはほとんど生息していません。

ヤハズエンドウ

ヤハズエンドウ

ヤハズエンドウはマメ科ソラマメ属の一年草(越年草)で、カラスノエンドウとも呼ばれるつる性の雑草になります。

主に道端や畑などに生えることが多く、春から夏にかけて紫色の花を咲かせます。
その後、種子を付けると黒くなっていき、熟すと弾けて種子を飛ばします。

雑草ですが、昔は食用して育てられていたこともあり、天ぷらやおひたしにして食べることができます。

ホトケノザ

ホトケノザ

ホトケノザは、シソ科オドリコソウ属の一年草(越年草)になります。
主に道端や畦などに生えることが多く、3月~6月に赤紫の花を咲かせます。

ホトケノザというと春の七草を思い浮かべますが、春の七草のホトケノザと雑草のホトケノザは別の植物になります。

多年草

多年草とは発芽してから数年にわたって生育し、毎年新たな茎や葉を出す草のことを指します。

ほとんどの多年草は冬に一度枯れますが、地下茎に養分を貯めることにより、春に再び芽を出して、春から秋に掛けて再度、成長していきます。

代表的な多年草には、カタバミ、スギナなどがあります。

カタバミ

カタバミ

カタバミはカタバミ科カタバミ属の多年草になります。

主に道端や農地などに生えていることが多く、5月~10月に小さな黄色の花を咲かせます。

葉の部分がハート型になっているため、クローバーと間違えられることもありますが、クローバーはマメ科であり、分類上は全く別の植物となります。

カタバミは非常に繁殖力が強く、地上を這うように成長していきます。
根を深く張る為、手で抜くと、地中で根が千切れてしまい、千切れたところから生えてくるため、根絶が難しい雑草になります。

スギナ

スギナはトクサ科トクサ属の多年草になります。

主に道端や畑や農地に生息していることが多く、3月~9月にかけて成長します。

特徴として、花を付けず、早春に芽を出し、胞子茎から何万個もの胞子を放出した後、夏ごろに枯れてなくなります。

胞子茎はツクシとも呼ばれ、おひたしや佃煮や炊き込みご飯にして食べられることもあります。

スギナは繁殖力が非常に高く、地中に根を這わせながら、あちらこちらで発芽します。
また、スギナは再生力が高く、耕すほど地中深くに根を付けて地下茎を増やしていくため、非常に根絶が難しい雑草になります。

タンポポ

タンポポ

タンポポはキク科タンポポ属の多年草になります。

主に道端や農耕地や野原などに生息していることが多く、3月〜4月にかけて、黄色の花を咲かせます。

タンポポは強力な雑草で、刈り取られても地下茎が残っていれば、また伸びてくる上に、根が50〜100cmと非常に長いのが特徴となります。

タンポポの種子は綿毛のようになっているため、風などに乗って遠くに飛ばすことができます。
また、繁殖範囲が広いだけでなく、繁殖力も非常に高いため、アスファルトの上など土の上以外でも発芽することがあります。

ドクダミ

ドクダミ

ドクダミはドクダミ科ドクダミ属の多年草になります。

主に森や林などといった薄暗く、ジメジメした場所に生息していることが多く、5月から夏ごろにかけて、白い花を咲かせます。

ドクダミは強力な雑草で、刈り取られても地下茎が残っていれば、すぐに再生します。
また、耕して根を切断すると、切断された根から生えてきて、ドクダミを減らすはずが、逆に増えてしまうという事例も多々あります。

ヤブカラシ

ヤブカラシ

ヤブカラシは、ブドウ科ヤブガラシ属のつる性の多年草になります。

主に低地や低山の道端や空き地や雑木林など幅広い場所に生息していて、6月〜8月にかけて淡緑色の花の花が咲きます。

ヤブカラシはその名の通り、藪を枯らしてしまうほど繁殖力が強い雑草で、ドクダミと同様に地下茎が残っていると、すぐに再生していきます。

その他の雑草について知りたい方は、コチラがおすすめとなります。

まとめ

今回、太陽光発電所の雑草対策について説明させて頂きました。

これから太陽光発電事業を検討されている方は固定買取制度(FIT)の価格低下や円安による部材価格の高騰によるコストアップで雑草対策に費用を掛けることが難しい方もいるかと思います。

しかし、雑草が原因で余計に費用が掛かる可能性がありますので、必要経費として予算に組み込み、雑草対策を行うことをおすすめします。

長期期間で考えた時、防草シートは半永久的に対策することができるため、費用や手間の観点から費用対効果が一番高い対策になります。

尚、久野商事では、雑草が生えている土地の状況や生えている雑草の種類に合わせて利用できる防草シートを多数、取り扱っています。

資材購入から施工まで一括で請け負うことができます。
また、防草シート以外にもフェンスや架台の販売から設置工事も請けています。

セカンダリー案件のご紹介もしておりますので、ご興味のある方はぜひお問合わせください。

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この記事を書いた人

久野 将成

フェンス一筋数年。IT界からフェンス界に転生した久野です。
太陽光フェンスやアニマルフェンスについてのウンチクを中心に書いていきます。

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