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静岡県 – 太陽光施設用フェンスの販売施工なら久野商事
静岡県で行う防獣対策とは
平成30年度に静岡県が行った「野生鳥獣による農作物の被害状況調査」によると、同年の野生鳥獣における静岡県全体の被害総額は約3億900万円で、前年度に比べて約1,000万円減少していることが分かっています。 この数字は同県でピークであったとされる平成21年度の調査に比べると4割減となる数字で、現在はかなり農作物被害が減少していることがわかりました。 鳥獣種別の被害額を見ると最も多いのはイノシシで、約1億3,600万円の被害が、続くニホンジカは約6,100万円の被害を生み出しています。 しかし、これらは年々減少傾向にあり、静岡県が行っている鳥獣被害対策が功を奏していると言えるのではないでしょうか。 静岡県は平成17年に静岡県農林産物野生鳥獣被害対策連絡会を設置し、被害防止対策を推進しながら野生鳥獣肉、いわゆるジビエの利活用を推進しています。 県では鳥獣被害対策マニュアルを発行し、イノシシやニホンザル、ニホンジカやその他の主要鳥獣を対象に効果的な防護柵などの技術論だけではなく、被害対策に対する基本的な考え方や現在までの被害状況など、さまざまな視点で情報を提供しているのです。 またアライグマやハクビシンなど中型獣類による農作物被害の防止に向けた捕獲実戦マニュアルも発行しているので、参考資料は非常に充実しています。 ジビエに関する資料としては、食品加工処理業者向けには「野生動物肉の衛生及び品質確保に関するガイドライン」を、消費者向けにはジビエ料理のレシピや取扱店を紹介しています。 県は電気柵などの設置も推奨していますが、平成27年には鳥獣被害防止のために設置した電気柵にかかった死傷事故が発生してしまいました。 この反省をもとに、県のホームページには電気柵の設置や管理方法についてまとめていますのでぜひ参考にしてください。 電気柵については鳥獣防止総合支援事業の一環として、自治体ごとに購入金額の補助を行っています。
静岡県で被害が多い地域とは
近年静岡県では中山間地域を中心に、野生鳥獣の被害が多く報告されています。 平成31年には集落別被害状況把握推進モデル事業として、伊豆市と伊豆の国市南伊豆町の3つの農業集落が選ばれました。 このエリアでは主にニホンジカやイノシシ、またハクビシンによる被害が多く報告されていて、特に南伊豆町では調査した自治体の約6割は被害が深刻または大きいと回答しています。 南伊豆町ではここ2、3年でイノシシの被害が増加していて、早急な対策が求められます。 実際に多くの自治体が防護柵を設置していることも調査の結果から読み取れました。
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